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コモンビート「8週末連続週末被災地ボランティア」参加感想

はなこりあ「新踊り」振付の韓朱仙さんが理事を務めるNPO法人コモンビートが企画する被災地ボランティア活動に、はなこりあからもぜひ参加、協力してもらいたいとの連絡を受け、5月に参加募集を行いました。

無事に8週連続のボランティアが終了し延べ356名が活動、最終週には現地のお祭りに呼ばれパフォーマンスも行い、ボランティア活動も含めて、宮城県石巻の方々に喜ばれたと聞いています。

はなこりあからも説明会に参加したメンバーがいたと聞きました、ご協力ありがとうございました!参加者についてはすべてをこちらで把握していませんが、何名かの参加者から感想をもらいましたので紹介します。
被災地はまだ多くの作業が必要な状況です。この機会に皆さんにも関心を持ってもらい、今後の支援につながればと思います。

そして、この8週連続ボランティアの報告会がコモンビート主催で開催されます。
この間の復興支援活動や8週目に行った石巻ミュージカル公演など、映像を交えて報告されるそうです。参加できなかった人にこそ来てほしい、とのこと。ぜひこの機会にご参加ください!

【コモンビート311プロジェクト報告会】
日時:8月8日(月)19:00-22:00
場所:池袋駅の公共施設
(詳しい場所は問い合わせのあったメンバーにお知らせします)
参加費:無料
参加希望者はinfo@hana-korea.netまで。(定員になり次第締切)

それでは、以下感想です。ゆーじろー(ゆーじろーは8週連続のうち、7週に参加!この感想は2週が終わったタイミングで書いてくれました)、メグ、みか、さっこ、もりもりの感想を載せます。

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ゆーじろーより
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2週連続で石巻ボランティアに参加しました。
他の参加者が「何かを感じた」「何かを受け止めた」「現状を友人に伝えたい」
という感想を報告しているのに対して自分は「なにも無い」んだ。
 
ただ物理的にボランティアに行って指示された事をやって帰ってきた。ただそれだけ(笑)
 
今現場では体力とパワーのあるボランティアが一番求められている。
→おれはガテン系な仕事をずっとやっているだけあってパワーはある!
→登山をやっているので条件が悪い場所での寝泊りも慣れている。
→土日に予定を入れていないので身体が空いている。
 
自分は今回のような週末ボランティアにはうってつけじゃないですか〜♪
土日にブラブラしているくらいなら行くっきゃないよねー!
 
みんながよく言う「被災者、被災地に対して何かしてあげたい」という思いも
俺の中にはなかったくらいだしね。かなり変わり者だな〜(笑)
でも、そんな気持ちを持つ事もなく赤十字が義捐金の受付を始めたらすぐに
義捐金を振り込んだし、いまでも買い物したお釣りの小銭はレジの募金箱に入れているけどね。
 
例えば電車の座席に座っていて目の前に身体の不自由な人やお年寄りが立ったらどうする?
何も考えずにあたりまえのように席を譲るんじゃない?
席を譲る事によって何かを感じるとか、何かを得たとか無いでしょ?
何も感じなくて、何も得なければ感想も無いっていう事だよ。
 
目の前に困っている人いて、差し伸べる手があって、手段があれば差し伸べるでしょー!
今回の被災地ボランティア参加は俺にとってはそれだけの事。
意味も意義も感想もない。
ただ単に一生懸命汗かいて泥かきしてきただけだよ。
 
そんな感じでコモンビートの8週連続週末ボランティアという良い手段を利用して
出来る限りボランティアに参加するつもりなんだ。
1週目から4週連続で週末ボランティアに参加して、もりもり達と行く尾瀬をはさんで
また週末ボランティアに参加するつもり。
 
気合も気負いも無いさ〜♪

(ゆーじろー)

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メグより
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初めて石巻に行って感じたこと。自分は何が出来るだろうかとか、震災後インテリに考えて早2ヶ月が過ぎ、迷いながらも「現地にいってみないことにはどうしようもない」と行動に移した。「東北のために何が出来るのだろうか?」という問い。誰もが出来ることではなく、自分が出来ることは何かと傲慢な考え方をしていた私。しかし、その方法にピンと来るものがあるわけでもない。

見聞きする情報で、現地に足を踏み入れることを躊躇していた自分。行かない理由はいくらでもある。今回、ピースボートという経験のある組織、コモンビートの仲間が主催していること、週末のみの参加でうまく時間がアレンジ出来たことなど、うまくタイミングが来て現地に足を踏み入れることが出来た。

まず、行ってみて思ったこと。本気で被災地をサポートしようと思う人たちの志の高さとそのコミットメントの強さ。現地の需要ありきでボランティアを組織的に運営している、そのレベルの高さに驚いた。自由のある若者たちが、人をサポートするといういきがいに集中していく、エネルギー。今回のヘドロかきはその中でもプライオリティーの高い “クリーン”の仕事。ニーズだと思った。

コモンビート参加者35人で午後いっぱい使って約150メートルの道のヘドロをかくのが精いっぱい。側溝の蓋を空けて、その中のヘドロを掻きだし、袋に入れて、その中が流れるようにしていく、ひたすら同じ作業を繰り返す。今回は石巻市住吉1丁目のある道のヘドロかきをした。住民の方々が途中から出てきて、一緒に作業するということになった。

ヘドロの種類や質はその短い道でも多種多様。ヘドロの元となる人の生活形態や環境によって異なる。真っ黒の七色に油びかりしたゆるやかな粘土のようなタイプ。排泄物に近い茶色系。土っぽいけれど黒いもの。水分をかなり含んでいて、砂っぽいもの。それらのミックス。たまに、植木鉢やらタオル、長靴などが混じっている。それがすごい異臭を放ち、街中を包んでいる。プラスチックの溶けた匂いと硫黄的な匂いと、トイレの臭いと、あまり体験したことのない臭い。防塵マスクでも、気を抜くと“うぅ。”とくるような臭い。それだけで滅入る。でも、これを放置したまま夏になるとしたら。。。住民の方と触れ合いながら作業することで、生きる環境を守ることを大切さをひしひしと感じた。

今回、ヘドロの作業で“男女”の出来ることの差が浮き彫りになったこと。男性陣の頼もしさ。本当に人は助けあって生きているのだと感じる瞬間があった。また、都会生活に慣れている、自分のヘタレも浮き彫りになった。それは体力的なところというより、体力回復を過酷な生活環境で出来ない自分。人より体力があると自負していた自分であるが、それは衣食住の環境が恵まれてという条件付きの体力であることをしみじみと感じた。

バスで深夜移動しながら睡眠、それから労働、その後、硬い木の上に寝袋敷いての睡眠、シャワーなし、食事は乾物メイン。そういう状態で迎えた翌日は疲れが残っており、その日の労働に支障をきたした。なんとか、最後まで作業を続けたが、あまり感じたことのない疲れがやってきた。

石巻に住むおばあちゃんと話した仲間が言っていた。おばあちゃんは「本当にシンプルライフで十分であると」。震災後、余計なお金を使っていないと。ピースボートの長期スタッフの若者には、私の想像の範囲ではあるが、東京で自由度の高い生活をしていた人たちも結構いると思う。例えば、1週間いるはずが1カ月半になってしまったX君。家賃問題はボランティアに行っているから免除してもらい、今日まで被災地で活動しているという。

バイトをしながら、自由に生き、でも生活していくために必要なお金を稼いでなんとか家賃を払い、また余暇の飲み代に使うというサイクルよりも、困っている人のために、人間の本質に向かいあいながら、自分の体を使うというサイクルの方が生きているという感覚があるに違いない。地震を通して、ボランティアスタッフの若者たちはシンプルライフの価値を大切にしているのだと思う。

色々な気付きのあったボランティア。思えば、私は発展途上国へ行ったことがなく、世界の悲惨な光景から目をそらして今まで生きてきた私。今回、これまで目をそらしてきたものをまじまじと目の当たりにしたのが今回の週末だった。でも、本当に行って良かったと思う。

(メグ)






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みかより
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私は6/17〜19日に第4陣で被災地ボランティアに参加しました。

初日はまず、女川町の仮設住宅への物品搬入をしました。翌日から入居が始まると聞いて、(実際にお会いしたことはありませんが)被災者の皆さんの笑顔を思いながら生活必需品を配布しました。
作業終了後に入居を予定されている家族が車で見学にきていました。それを見て、嬉しい気持ちになった反面その仮設住宅へは車がないと来れないと聞いてまだまだ沢山の方が避難所で生活しているのだと思い切なくなりました。

その日は震災100日目で慰霊祭が行われていて私達も献花をさせていただきました。
祭壇の前に立った時、何とも言えないとても悲しい気持ちになりました。けれど、今回の震災を決して忘れず今後も何らかの形で支援していこうと誓いました。

翌日は石巻市の住宅地の側溝を泥かきしました。
完全防備(帽子、ゴーグル、防塵マスク、防水ヤッケ、ゴム手袋、安全靴)で掛け声を出し合いながら一生懸命に泥かきをするみんながとても美しく見えました。
作業をしていると、住民の方が家から出てきて「ありがとうね。助かるよー。」と言って、ホースなど道具を貸して下さりました。
3/11の当日の様子を聞くことができました。
住民のみなさんと私達ボランティアが協力しあい、1日でも早く復興できるよう共に前に進んでいきたいです。

(みか)

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さっこより
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私は第7陣(7月二週目)に参加しました。
この8週連続ボランティアは当初、人集めにとても苦労したと聞いていましたが、後半はなんとキャンセル待ちになるほどの人気ツアー(?)となり、おまけに私が参加した回もそうでしたが、コモビ経験者や会員ではない方の参加が大半であることに驚きました。
口コミ、人づてでこれだけ集まったボランティア志願者たち…、どのボランティア団体も人集めに苦労してるのに、ここは人で潤ってる。
すでにコモビのミュージカルに二度出演しその世界を知っている私だけれど、改めて、客観的にその秘密を探ってみたいな、なんて思いました。
今、人の力を必要としているほかのボランティア団体や行政にも、ヒントになることがあるんじゃないかとも思ったので。

そして実際に参加してみて、その謎が、少し解けたような気がしました。
私たち7陣は、石巻の雄勝(おがつ)という港町の、川の清掃にあたりました。川に流れてきた瓦や家財道具の欠片、その他洋服や生活用品などなどを拾い上げて、あとで車などで回収しやすい位置まで放り投げる作業です。

暑さ厳しい二日間でしたが、河原の作業ということで木陰もあり川の水の冷たさもあり、想像したほどの体力的なしんどさも感じず作業を進めることができました。
そして休憩のとき、川の流水で冷やしたペットボトルの水の、冷たくておいしいこと!
班ごとの作業でしたが、うちの班は途中から「歌いながらやりたい!」などと言い出して、みんなでナツメロや学校で歌った合唱曲を熱唱したりして。予想外に楽しい作業でした。

二日目は作業中に震度4の地震があり、津波注意報が発生。
私たちも作業を中断して高台の方に避難しました。
50cmの津波で帰り道がふさがってしまい、一時は「今日中に東京に戻れないかも」という事態でしたが、参加者もスタッフもみんなとても落ち着いて、「これもいい経験だね」という態度だったことも印象的でした。どんな事態にも動じない、そして前向き。

また、地元の方たちとの繋がりをすごく大切にしているところがまたコモビのボランティアの魅力。チュソンはじめ、最初の頃から参加していたメンバーが築いてくれた文化だと思うけれど、参加者みんなが本当に、積極的に地元の方に声をかけたり元気に挨拶したり。
夜も、以前に側溝のヘドロかき作業中に知り合って仲良くなったという地元住民の方が、みんながいるならとわざわざ私たちがテントを張っている大学敷地まで来てくださり、夜遅くまでみんなと語らい、震災後のいろいろな話を聞かせてくださいました。

そして帰りのバスでは、全員で感想のシェアリング。これも大事な時間だった。
40人の参加者全員と、まさかたったの二日間でしっかり話せるはずもなく、でもここで、それぞれが感じたことや個性や魅力を垣間みれること、また人の声を聞きながら、自分の思いを再認識することができ、意義深かったと思います。
そしてラストは、コモビのオリジナルソングと、寿-kotobuki-の「前を向いて歩こう」というすてきな歌をみんなで合唱して、帰路につきました。

私も時折、復興支援関連の団体のMTGに顔を出したり、関連活動をしてる方とお話する機会があるのですが、これからの課題として聞かれるのが、時が経って、だんだん人の手で手伝えることが減ってきてしまってもなお、被災地に関心を寄せ、被災地の方々のことを自分事のように思える人を増やしていくにはどうしたらいいか、ということでした。
それに対するヒントとして、今回参加してつくづく思ったのが、「楽しい」ことの重要性と、「地元の方々と心で繋がる」ことの大切さでした。

「はなこりあ」でも、私がずっとやってきて、やっぱり"草の根の交流"に意義があるなと感じるのはそういう部分です。
韓国人のメンバーと友達になり一緒に踊ること、在日コリアンのメンバーが身近にいること、それらが私を、「コリア」や「在日」から遠くはない場所にいつも置いてくれるし、海を越えてあの半島で起こっている出来事が、他人事ではないと自然に思えるのです。

コモビの復興支援活動は、これからもきっと「心の繋がり」と「楽しさ」を大事にしながら進んでいくのだと思います。
機会があればぜひ、これを読んでいるはなこりあのメンバーにも、あの世界を体験してもらえたらなー、と思います。
また、こういった活動を継続するためにコモンビートでは寄付金も募っています。
さまざまな事情で現地に行くのは厳しい、という人でも、そういった形の支援もあるのでよろしければご協力ください。

☆team311 コモンビート公式サイト
http://www.commonbeat.org/311/

(さっこ)

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もりもりより
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私はこの8週企画の第一陣に参加しました。
被災地の状況が気になり、できることは何かしたいと思いながらも、
ボランティアは長期のみという所が多く、もどかしい思いでいた所、
週末だけで休暇を取らずに参加できるという企画を聞き、
案内を読んで数分後には申し込んでいました。
 
現地での作業は、初日は学校の側溝の泥(ヘドロ)撤去、
2日目は住居の床下のヘドロ撤去を行いました。
雨の中でしたが、参加者みんなで協力して作業を行いました。
参加してみて、現地の運営をしているピースボートのスタッフの方々の、
しっかりした対応が印象に残っています。
震災後の早い段階から現地に入り、住民の方々と信頼関係を築き、
ボランティアを希望する私たちのような人々を受け入れてきた皆さんの存在はとても心強く、
こうした方々がいらっしゃることに感謝と尊敬の気持ちが湧いてきました。

そして被災地に行って思ったのは「機会がある人はぜひ一度でも、現地に行ってみてもらいたい」ということです。
一度でも現地に行くとその場所が、そこで起きていることが他人事でないものになります。
それが、ボランティアに行く一番の意味ではないかと思いました。
被災地の方々だけでなく、日本の、また世界の多くの人々がこの震災を自分に近い出来事として受け取ったら、
どれだけの力になるだろうと思います。現地を訪れることはその大きな助けになります。
 
はなこりあのコンセプトは「違いを越えてハナ(ひとつ)になる」ですが、
それは被災した人と、被災していない人を分けることなく、心はともにある、ということにもつながると思います。
 
最後に、開始前はいろいろ見えないこともあったと思いますが、
勇気を持ってこのプロジェクトを実行したコモンビートの力はとても大きいと思います。
そのおかげで良い体験をさせていただき、感謝しています。
チュソンの、「この震災で失ったものがとても多い分、それだけ日本を良くしていくことが私たちの役目では」
という言葉が印象に残っています。
そういう意味では、あらゆる方法で貢献することができると思います。自分のいる場所で、自分にできることをする。
そして、現地に行くことやボランティアに参加することも、そのひとつの方法としてとても良い機会だったことをお伝えします
被災地の皆さんが安心して、穏やかに暮らせる日が来ることを願っています。
 
(もりもり)
| - | 06:45 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
Comment
yejin

早速のコメントをありがとう!
「みんなはひとつ」、ずっと演舞前などに言ってきたことだけど、その思いの大切さを改めて違う形で感じています。
やさともつながっているよね!
2011/07/30 8:13 PM, from もりもり
丁寧な報告ありがとう。
被災地のことを忘れないってすごく大事なことだと思う。
この震災で分断されてしまったつながりをつなぎなおすこと。様々な立場と価値観を認め合い、ともに生きているということを実感しながら生きていけたらいいよね。
2011/07/28 7:41 AM, from yejin









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東日本大震災被災地復興支援ボランティアに参加しました
 先月の話ですので、いささか旧聞に属する話ですが・・・  現在では訳あって棄教し
2012/01/02 12:16 PM, from カミタク・ブログ

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